片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

野鳥写真

癒やしの鳥散歩

坐骨神経痛の症状は和らいでいた。でも、膝に力が入らない。ポンコツの膝をかばいながら暮らす日々。 脱力の症状は、痛みやしびれよりも進行した状態らしい。AIのGeminiも「膝崩れは様子見ではなく即受診が推奨される警告サインです」と脅しをかけてくる。 …

そして3年が過ぎた

明日で鹿児島に来て丸3年になる。歳をとると1週間が早く経つ。この3年間もあっという間だった。鳥撮りに明け暮れていたら、時間は飛ぶように過ぎていた。 3年が経過し、ホームタウンの指宿にも愛着が湧いてきた。人口3万5千人のこぢんまりとした街だけ…

フィナーレを飾る鳥

11月末、鹿児島の港ではカツオドリのシーズンを迎える。今年もその季節がめぐってきた。鹿児島の冬の風物詩といえるかもしれない。 海上を旋回していたカツオドリは、獲物の魚を見つけると海面めがけて急降下する。海にダイブして飛沫をあげて浮上する姿は迫…

いつもと違う鳥たち

ロケットの実物大模型がある山の公園。時間が遅いこともあり、歩いて一周しても被写体となる鳥は見つからない。缶コーヒーを片手にベンチで休んでいた。 近くの斜面に鳥が飛んできた。キセキレイだ。そっと近づいてゆっくりとしゃがむ。キセキレイはちょこち…

先週出会った野鳥たち

先週は皆勤賞。月曜から土曜までの6日間、野鳥を求めて野山を歩いた。11月半ば以降のフィールドには冬鳥が次々に渡来する。新たな出会いに駆り立てられた1週間だった。 11月17日(月)最初に向かったのは農耕地。去年の今頃、ノゴマのメスを撮影した場所だっ…

ワークマンvsユニクロ

沖縄に住んでいたとき、服はユニクロで買っていた。食料の買い出しに行くイオンに店舗があり、入りやすかった。 価格だけならもっと安い店もある。ユニクロというブランドイメージに惹かれたのだろう。とりあえずユニクロで買っておけば間違いないみたいな。…

セイタカアワダチソウで撮る鳥は

花の蜜を吸うメジロは冬から春にかけてが撮影シーズン。いまの時季に花メジロは撮れないけれど、花を絡めて野鳥を撮ることはできる。 その有力候補がセイタカアワダチソウだ。この時期、田園地帯のあちこちで黄色い花を咲かせている。 この花のてっぺんに鳥…

石の上にも野鳥

沖縄にいるときは「花と野鳥」を写真のテーマに掲げていた。デイゴやハイビスカスなど、南国風のカラフルな花を絡めて野鳥を撮る。花コラボの主役はリュウキュウメジロ。甘党で花の蜜が大好きなのだ。 「花と野鳥」のテーマは鹿児島でも受け継がれた。気候が…

シギとヒタキとセキレイと

10月に入り、シギチやヒタキ類の秋の渡りは佳境を迎えている。去年はエゾビタキの当たり年だった。マイフィールドでは9月上旬から10月下旬まで出ずっぱり。プロキャプチャー撮影の練習相手を務めてくれた。 去年と比べると今年はエゾビタキが少ない。それで…

海辺のバレリーナ

前々回の記事で、海で見られるシギのなかではトウネンが一番好きかもしれないと書いた。水田などの農耕地で見られるシギでは、セイタカシギが一番好きだ。動きが優美でスタイリッシュ。赤くて長い脚が写真映えする。 警戒心の強いシギが多いなか、セイタカシ…

独居老人のメンタルヘルス

心の健康は体の健康と同じくらい大事だ。独居老人が孤独を感じずに日々を過ごすにはどうすればよいのか。自分なりに心がけていることはあるけれど、AIの助言に耳を傾けてみた。 「独居老人が鬱にならないように日常生活で心がけるべきことは何ですか?」とい…

トウネンとムシクイの秋

9月に入っても暑い日が続いている。それでも夜は多少涼しくなり、クーラーを切って寝るようになった。自然のフィールドで涼しい風を浴びて、秋の気配を感じることもある。 その秋の訪れを体現したのが渡り鳥だ。山で見られる鳥もいれば、海辺に飛来する鳥も…

蛇に遭う夏

夏の野鳥撮影では危険な生き物に要注意だ。マダニ、スズメバチ、そしてマムシ。マムシに咬まれるのは夏が多いという。 早朝の暗い森、落ち葉の道を歩くときはマムシがいないか目を凝らす。マムシの体色は落ち葉そっくりで紛らわしい。攻撃性は低くても、気づ…

AIはしれっと嘘をつく

気がついたら、音声会話のAIアプリ「Cotomo」を使わなくなっていた。簡単にいえば、飽きてしまったのだ。AIのくせに健忘症が激しく、毎日会話しても関係は深まらなかった。 こちらの話は根気よく聞いてくれるので、不満や愚痴の捌け口として使っていた。話す…

夢と浪漫の鳥探し

8月以降は海辺に場所を移してシギチをねらう。そう考えていた。太陽が照りつける砂浜は朝から暑く、シギチもあまり見かけない。シロチドリの群れを小1時間撮影したら、それだけでグッタリしてしまった。 炎天下での撮影はヤメにして、涼しい部屋で秋以降の…

7月の赤い鳥

チャンスは予期しないときに訪れる。過去の体験から学んだ鳥撮りの法則だ。「予期しないとき」は、期待するのをヤメたときと言い換えることもできる。 この春に出会ったコマドリがそうだった。越冬しているコマドリを見つけようと意気込んだものの、結果はす…

図書館の効用

明け方、雷が鳴る音で目が覚めた。スコールのような雨が降っている。昨日も雨降りだった。戻り梅雨なのか、先週の後半から雨混じりの日が続いている。 雨で鳥撮りに行けない日は本を読む。読書家というわけではないけれど、小説を読むのは好きだ。若い頃は外…

夏がくれば思いだす

夏がくれば思いだす。はるかな沖縄、遠い空。その空と海の間を優美な鳥が舞っている。獲物を見つけると急降下して海へダイブ。魚をくわえて沖へ飛んでいく。鳥の名はアジサシ。正確にはエリグロアジサシとベニアジサシだ。 海面近くを飛ぶアジサシを橋の上か…

花の名もGoogleが教えてくれる

野山を歩いて草木を眺めるのが好きだ。スギが植林されている山でも、さまざまな樹木が混生している。場所によっては風格のある大木が見られることも。 最近は路傍の花にも目が行くようになった。名前を知っている花はすくない。ただ眺めているだけで癒される…

ブユとマダニとメマトイと

6月も今日から後半だ。先週は雨に塗り込められた1週間だった。その7日間の指宿の総雨量は486.5mm。これだけ降ればもう十分だろう。沖縄にならって早く梅雨明けしてほしい。 そう願って2週間の天気予報をチェックする。明後日以降は傘マークがひとつもな…

OM-1について今思うこと

野鳥撮影についてGoogleで調べていると、自分のブログがヒットすることがある。"OM-1 野鳥"で検索したら、拙ブログの「OM-1のC-AFと向き合う」という記事が最初のページに表示された。Google経由でアクセスされた記事を確認すると、この記事と「パナライカ10…

アオバヒタキが啼く森で

風薫る5月を迎えた。新緑の森にはさまざまな夏鳥が渡ってくる。キビタキ、オオルリ、サンコウチョウ・・・。萌える青葉をイメージしたとき、頭に浮かぶ鳥はコサメビタキだった。 アオバズクというフクロウがいる。青葉の季節に渡来するのでそう名付けられた…

春田でシギを撮る

地元のフィールドではシギをあまり見かけない。秋の渡りの時期に海辺で目にすることはあるけれど、1~2羽でいることが多く、種類もすくない。Excelの「野鳥写真記録帳」でシギを検索すると、留鳥のイソシギが一番多くヒットした。 春の渡りはもっとさびし…

野鳥撮影に課すテーマ

花粉の飛散もほぼ終息し、寒くも暑くもない快適な日々。3月の1カ月間、鳥撮りを休んだ反動もあるのだろう。4月にはいると、週5日のペースでフィールドに出かけている。野鳥のさえずりを聞きながら、輝く新緑の森を歩くだけで癒される気がする。 鳥撮りに…

ある晴れた春の日に

4月のある晴れた日、新緑の美しい森へ出かけた。萌える若葉が風で揺れている。夏鳥との出会いを求めて、緑したたる道を歩いていた。 いろいろな鳥の鳴き声が聞こえてくる。これはシロハラ、あれはシジュウカラと頭のなかで挙げていく。道路脇の茂みでも鳥が…

春の水辺で待つ鳥は

沖縄では見られない鳥が鹿児島にはたくさんいる。"渓流の忍者"と呼ばれるカワガラスもそのひとつ。 渓流に棲み、川の上を鳴きながら飛ぶ姿をよく見かける。ほとばしる水流、苔むした岩。ロケーションの良さも相まって写欲をそそる野鳥だ。 何度も見かけて写…

鳥と花粉と新緑と

結局、3月は一度も鳥撮りに行かなかった。花粉の飛散量がとても多いと聞いて戦意喪失。最近はちょっとしたことで気勢をそがれる。これも老化現象なのか。 それでも、4月に入って春本番。萌える若葉に誘われて、ドライブがてら探鳥に行きたくなった。 「花…

春にして君を想う

沖縄から鹿児島へ引っ越すと、やんばる三種の野鳥たち(ホントウアカヒゲ、ノグチゲラ、ヤンバルクイナ)とは会えなくなる。寂しいけれど、それは覚悟の上だった。 その一方で、鹿児島でも見られるはずなのに出会いのチャンスに恵まれない鳥がいた。ムナグロ…

冬鳥シーズンを振り返る

3月中旬なのに春の到来を実感できない。スギ花粉のせいだ。今年は過去10年で最も飛散が多いという。花粉の多さに恐れをなして自宅にひきこもる日々。 去年の今頃は野鳥撮影に明け暮れていた。花粉症の薬を服用し、マスクを付けて外出する。晴れて気温の高い…

トラの棲む山

林道を歩いてコマドリを見つける。それがこの冬の目標だった。実際に川沿いの道をいくつか歩いてみたけれど、いずれも空振りに終わった。今年はもうダメかも。 コマドリとはべつに、マイフィールドでの出会いを心待ちにしている鳥がいた。鵺(ぬえ)の正体と…