動物は好きだけど、動物園はあまり好きではなかった。檻に閉じ込められて落ち着きなく歩きまわる動物の姿が不憫だった。きっとストレス溜まりまくりなんだろうなぁと。
緑豊かな動物園は野鳥のフィールドでもある。たとえば、鹿児島市の平川動物公園。園内には清流が流れ、両岸は樹木で覆われている。Googleマップのストリートビューを見てこれはイケると思った。
先月初めて訪問し、先週も出かけた。入園料は500円だが、千円で年間パスポートを購入できる。動物園の駐車場を使うと200円かかるので、500m離れた錦江湾公園に停めて歩いている。
園内には世界中のさまざまな動物が展示されており、動物園としての満足度は高い。「かごしまの動物ゾーン」では鹿児島県に生息しているルリカケスなどの鳥を見ることもできる。
先週行ったときは、鳥インフルエンザ対策でフライングケージには入れなかった。先月の訪問では中に入ってオシドリとショウジョウトキを撮影した。
ショウジョウトキ
先週の訪問ではロドレイアとカンヒザクラが開花のピークを迎えており、吸蜜に来ていたメジロを撮ることができた。
ロドレイア+メジロ
去年の6月に指宿市の山中でコジュケイを見かけたが、写真は撮れなかった。「リスの森」でそのコジュケイと遭遇。ラブラブのカップルを間近で撮影する。
動物は種類が多く、すべてをじっくり見たわけではない。それでも、いくつか写欲をそそる対象と出会った。
ヤブイヌ。ブサかわいくて一番のお気に入り
ミーアキャット
上3枚、マントヒヒ。バーバリーシープとは大の仲良し
檻が邪魔をしてうまく撮れないこともあった。ネットで調べたら檻を消す撮影テクニックがあるらしい。次回、ヤブイヌで試してみよう。
最近は、野鳥の撮影フィールドとして植物園や動物園に目を向けるようになった。観光スポットでは人の存在に野鳥が慣れているため、近くで撮影してもそれほど警戒されない。花木も多いので「花メジロ」のシャッターチャンスも巡ってくる。
自宅から平川動物公園まで車で40分。気軽に行けるお気に入りスポットがまたひとつ増えた。
園内にはきれいな川も流れている。