野鳥写真
秋は渡りの季節。珍鳥ハンターではないけれど、見知らぬ鳥との予期しない出会いは楽しい。 沖縄に住んでいたとき、地元の林道で迷鳥のミヤマヒタキと出会った。誰もいない山の中で自分だけの宝石を見つけた気分だった。 鹿児島も渡り鳥の話題には事欠かない…
日本語教師としてインドへ行った友人のブログをときどき読んでいる。最近の記事では映画館でインド映画を見たことや、イスラム教徒の街で牛肉料理を食べたことが綴られていた。異文化を楽しんでいる様子が写真と文章でリアルに伝わってきた。 20代前半の頃、…
今年の5月にOMDSのOM-1を購入し、野鳥撮影で使っている。初めて体験するマイクロフォーサーズ(MFT)であり、初めて使用するミラーレスのカメラだった。 だいぶ慣れてはきたけれど、まだ十分に使いこなしているとはいえない。OVFに馴染んだ眼にEVFは違和感…
海で野鳥を撮るときは潮見表が欠かせない。今週は朝が干潮なのを知り、撮影のチャンスだと思った。 満潮だと砂浜が狭くなり、散乱する漂着ゴミに鳥が埋もれてしまう。野鳥は撮れてもごちゃごちゃしたウルサイ写真になる。 干潮になると砂浜は広がり、エサを…
ドライブが趣味。というわけではないけれど、眺めのよい道を走るのは好きだ。野鳥撮影でいろいろな場所を車でまわるのは楽しい。 もともと車はあまり好きではなかった。20代のときに合宿で免許はとったけれど、ずっとペーパードライバーだった。 マイカーを…
猛暑と鳥枯れで野鳥撮影からしばらく遠ざかっていた。再開したのは先週の日曜日。シギチを求めて朝の水田地帯を歩いた。本命にはフラれたけれど、セッカをたくさん撮ることができた。 これを機に衰えていた野鳥熱が息を吹き返した。早朝ならそれほど暑くない…
OMDSのOM-1とパナライカの100-400mmを購入するために、手持ちの撮影機材を処分した。手放したカメラとレンズは以下のとおり。 カメラ:Nikon D780、Nikon D500レンズ:NIKKOR 200-500mm、NIKKOR 300mm f/4E、TELECONVERTER TC-14E III マップカメラですべて…
山中の林道を歩きながら野鳥を撮る。沖縄のやんばるの森で培われた野鳥撮影のスタイルだ。長い距離を歩くことになるので、小型軽量の撮影機材が望ましい。 それがマイクロフォーサーズ(MFT)導入のきっかけだった。購入した機材はOMDSのOM-1とパナライカの1…
沖縄に住んでいるとき、アカショウビンとサンコウチョウを夏鳥ツートップと呼んでいた。見る者の眼福となる美しい姿、一度聞いたら忘れられない独特の鳴き声。鹿児島で夏を迎えるにあたり、夏鳥ツートップと会えるかどうかが大きな関心事だった。 霧島山麓の…
今日はガッツリと写真機材ネタ。先月、野鳥撮影のために購入したOMDSのOM-1とパナライカ100-400mmについてレビューしてみたい。 まずOM-1について。フィルムカメラのオリンパスOM-1を彷彿させるデザインでカッコイイ。ボディの質感も悪くない。グリップは親…
寄る年波には勝てない。60代半ばを迎えた今、それを痛感している。野鳥の撮影機材が重たくなってきたのだ。 野鳥撮影のメインカメラはNikon D500。これにシグマの望遠ズーム2本(100-400mm/150-600mm)、ニコンの望遠ズーム(200-500mm)、単焦点の望遠レン…
昔から地図を見るのが好きだった。地図を眺めてその土地の景色をあれこれ想像する。地図はロマンをかき立てて旅へと誘うスプリングボードだった。 インターネットの地図はさらに進化を遂げている。航空写真とストリートビューを併用すれば、鷹になって空から…