片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

明日からD500で鳥を撮る

パナライカ100-400を野鳥撮影に使用して早3年。最近はAFの機能低下を感じるようになった。具体的には、AFの初動が遅くなった、以前なら合っていたシーンでAFが合わなくなった、AFの精度が落ちてピントの甘い写真が増えた等々。

フォーカス駆動ユニットの不良に起因しているのかも。購入先のマップカメラでは3年間有効の「安心サービス」に入っていた。その期限日が迫っている。すぐにメールで修理を依頼し、先週末に現物を発送した。

修理には3~4週間かかるという。ゴールデンウィークもあるので5月中は使えそうもない。パナライカ100-400の代役を務めるレンズが必要だった。

OM-1で使える所有レンズはパナライカ100-400だけ。望遠ズームを買い足すという選択肢が頭に浮かんだ。候補に挙がったのはOMDS 100-400mmのII型。昨年発売されたII型は手ブレ補正が大幅に強化された。

OM-1で使用したパナライカ100-400の手ブレ補正は効きがイマイチ。それもあって、OMDS 100-400mm IIには関心を寄せていた。手ブレ補正の強化で微ブレが減り、テレ端での画質向上が期待できるからだ。

それでも、今すぐ買う気にはなれなかった。修理を依頼したパナライカ100-400がどんな状態で戻ってくるのか分からない。レンズ自体は気に入っているので、AFが復調すればコレでいいやと思うかもしれない。OMDS 100-400mm IIの購入は、戻ってきたパナライカ100-400の状態を見極めたうえで決めようと思った。

そうなると、残る選択肢はただひとつ。Nikon D500を代役に立てるのだ。APS-C一眼レフのフラッグシップ。野鳥撮影のメイン機材として長年愛用してきた。高性能なAFへの信頼感は今なお揺るがない。

とはいえ、最後に使用してから3年近く経つ。その間に目は悪くなり、筋力も低下した。OM-1による野鳥撮影では、機材の軽量化や鳥認識AFが肉体の衰えを補ってくれた。ミラーレスの撮影環境に慣れてしまった今、レフ機のD500にすんなり復帰できるか不安だった。

その一方で、これはよい機会だと思った。D500とシグマの超望遠ズーム2本を処分することも考えていたのだ。カメラは使ってナンボ。防湿庫の肥やしにするくらいなら、売って新たな機材購入の足しにしたほうがよい。

そう思いつつ、愛着があるのでサブ機として残したいという気持ちもあった。今回の修理依頼は、サブ機としてのD500の有用性を検証する機会を与えてくれた。OM-1を使った野鳥撮影にすっかり馴染んだ身にとって、かつての相棒はどう映るのか。

視認性に優れた光学ファインダーや高性能なAFと引き換えに、D500の野鳥撮影では以下に挙げるミラーレスの利点を失うことになる。

・鳥認識AF
・無音撮影
・EVFでの露出補正確認
・プロキャプチャー撮影
・ローポジション撮影

今さらレフ機には戻れない。3年ぶりにD500で野鳥を撮ればそう思うかもしれない。その場合は、D500とシグマの超望遠ズームを売却して新たなカメラを買うことになるだろう。

明日、D500は野鳥の最前線に復帰する。予報によると午前中は晴れ。北寄りの強風も治まるらしい。

防湿庫からD500を取り出してシグマの100-400を装着する。手に持つとずっしりとした感触。OM-1+パナライカ100-400よりも400g以上重い。コレを持って林道を歩くのか。この時点で、どんな結果が待っているのか想像できる気がした。

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翌日、D500+Sigma100-400でセイタカシギを撮影。鳥認識AFがなくてもガチピンだった