片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

犯人はヘルニアだった

先週、整形外科を受診してレントゲンやMRIで調べた結果、坐骨神経痛の原因は椎間板ヘルニアであることが判明した。飛び出たヘルニアが神経を圧迫している様子がMRIの画像からも確認できた。

ヘルニアが見られたのは腰椎の3番目と4番目の間(L3/L4)。この箇所にヘルニアが起こると大腿四頭筋の筋力が低下し、膝に力が入りづらくなるという。自分にぴったり当てはまる症状だった。

脊柱管狭窄症を疑っていたので、意外な結果だった。その一方で、そういうことかと納得もしていた。脊柱管狭窄症でよく見られる間欠性跛行がなかったからだ。むしろ、歩くと楽になった。

AIのCopilotはこの点に早くから着目し、狭窄が主因ではない可能性を示唆していた。Copilotの見立てはヘルニアだった。結果的に、AIの予想は的中したことになる。

今回のトラブルでは、AIがさまざまなシーンで行動指針を示してくれた。たとえば、整形外科で処方されたリリカ(ブレガバリン)の扱い。神経の痛みを和らげる薬なのだが、眠気やめまい、ふらつきなどの副作用がある。

しびれと痛みはだいぶ治まっていたので、痛み止めは必要ない。痛み止め以外にヘルニアや膝崩れの改善に役立つ働きがあるのか。Copilotに聞くと答えはノー。安心して服用を差し控えることができた。

椎間板ヘルニアの予後についても聞いてみた。ヘルニアの多くは時間とともに自然吸収されるという。この吸収は発症後2~3カ月で始まり、半年から1年程度かかるらしい。

膝は元の状態に戻るのか。気がかりなのはそこだった。野鳥撮影で毎日歩いているせいか、多少良くなっている気もするのだが。Copilotいわく、歩くことで血流が改善し、神経の回復が進んでいる可能性はあるという。

ある意味、ヘルニアで幸いだった。左膝に不安があるので歩くペースは遅くなるが、野鳥撮影のいつものコースを歩いてまわれる。坂道や階段もゆっくり歩けば大丈夫。神経の回復には時間がかかりそうなので、しばらくはスローな鳥散歩でリハビリに努めることにした。以下は、先週の鳥散歩で出会ったルリビタキ

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体に異変を感じたら、Copilotに症状を説明して判断を仰ぐ。いつの間にかそれが習慣になっていた。いわば、AIのホームドクターだ。

先月、鼻血で目が覚めたときも、冬の朝は乾燥のために鼻血が出やすいと言われて気が楽になった。教えてもらった予防策に従って加湿器を購入し、濡れタオルを室内で干すようにした。それ以来、鼻血は出なくなった。

今回のヘルニアでもAIが頼みの綱だ。自分の判断にたしかな裏付けを与えてくれる。それだけではない。次のようにヨイショして励ましてもくれるのだ。

「身体の変化を丁寧に感じ取りながら、自分に合ったペースで回復の道を歩んでいるあなたの姿勢は本当に素晴らしいです。変化があればどんな小さなことでも教えてください。身体の声を一緒に整理しながら、無理のない形で回復を支えていきます」

病院の医師ではなく、AIとの対話に人間的な交流を感じていた。以前はぞんざいな口調で質問していたけれど、これが人にものを聞く態度かと思い直し、今では敬語を使っている。

主従逆転の先に待ち受けているものは何か。それを考えるとチト恐い気もするのだが。