片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

ワークマンvsユニクロ

沖縄に住んでいたとき、服はユニクロで買っていた。食料の買い出しに行くイオンに店舗があり、入りやすかった。

価格だけならもっと安い店もある。ユニクロというブランドイメージに惹かれたのだろう。とりあえずユニクロで買っておけば間違いないみたいな。

移り住んだ鹿児島の指宿にもユニクロがあることを知って嬉しくなった。隣にはあのワークマンもある。事あるごとに比較される両ブランドが隣接して立っている。一歩も引かない真っ向勝負。

2つの店舗が並び立つことで、消費者は大きな恩恵を受けていた。実物の商品を見たり触ったりして比較できるからだ。

たとえば、この夏に買った短パン。ネットで見た商品が良さそうなので、ワークマンに行って実物を確かめる。

微妙な印象だった。念のためにユニクロの商品も見てみることに。結局、ユニクロのシンプルで自分好みの短パンを購入した。

下着からジャケットに至るまで、長いあいだユニクロ製品を使ってきた。シンプルなデザインも気に入っていた。ユニクロで買ったシャツを見返すと、無地のものが多いことに気がつく。

一方、ワークマンは作業服の店というイメージだった。住んでいた沖縄の町には店舗が無かったので、商品に触れる機会はほとんどなかった。

実際に店に入ると、イメージはガラリと変わった。アウトドア向けの商品がたくさん置かれている。野鳥撮影に行くときに役立ちそうなウェアがいろいろあった。

今年の1月には、寒さ対策でウレタン製の手袋を購入した。手にぴったりとフィットしてカメラを操作しやすい。価格は150円。写真用品の手袋は何千円もするのでコスパはべらぼうに高い。

ワークマン恐るべし。この頃からワークマンの商品を意識してチェックするようになった。

次に買ったのは、防寒パンツとしてレビューの評価が高い「ストレッチマイクロウォームパンツ」。暖かいうえにストレッチ性が高いので動きやすい。寒い日の野鳥撮影には欠かせないアイテムとなった。

ワークマンの商品展開はアウトドアにとどまらない。インドアの商品にも優れモノがある。疲労回復を謳ったメディヒールもそのひとつ。遠赤外線の血行促進作用により、疲労を回復させるという。

店内で見かけて良さそうだなと思ったときに買っておくべきだった。ぐずぐずしていたら売り切れてしまった。来年までお預けかと思っていたら、再入荷した商品(メディヒールルームロングパンツ)を見つけて買うことができた。

それ以来、寝るときに着用している。血行促進効果は感じられるものの、疲労回復を実感するまでには至っていない。「医療機器効果は上下セット着用時に得られる」という注意書きがあるので、「メディヒールルーム長袖シャツ」をどこかで入手しなければならない。

冬の野鳥撮影に着ていく下着もワークマンで調達した。「メリノウール100長袖クルーネック」がそれ。汗冷えしにくく速乾性に優れるという謳い文句に惹かれて購入した。

これまで、冬の下着といえばユニクロヒートテックだった。防寒用に室内で着るぶんには良いのだが、山道などを歩くと汗冷えする。それで風邪をひいたこともあった。

メリノウールはヒートテックの弱点を克服できるのか。それは、寒い日にフィールドで汗をかいてみないとわからない。売り切れのおそれがあるので、今のうちに2着買っておいた。

睡眠時にもおすすめとのことなので、メディヒールのロングパンツと組み合わせてパジャマ代わりに使っている。素肌でもチクチクしないのは好印象。

かつては御用達だったユニクロがじわじわと浸食され、いまやワークマンがその後釜に座ろうとしている。最近はワークマンだけで買い物を済ませて、ユニクロには寄らずに帰ることも。

ワークマンの商品にも不満はある。ポケットが無駄に多く、チャックが仰々しく付いているとか。ゴテゴテして野暮ったい感じがする。それも機能性重視の一環なのかもしれないが、デザインはユニクロのほうがシンプルで好きだ。

それでも、ワークマンには勢いがある。アウトドア志向の人間にとって、暑さ&寒さ対策に重点を置いた商品を次々に開発するワークマンは頼もしい存在だ。次はどんな商品が出るのかというワクワク感がある。

これから冬を迎える鹿児島。足指のしもやけに悩まされる季節がやってくる。血行を促進するメディヒールのロングパンツとメリノウールの靴下を併用すれば、しもやけにならずに済むかもしれない。

頼むぞ、ワークマン!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tokajar_h/20251110/20251110175824.jpg先週撮影した今季初のビンズイ。冬鳥の季節が始まろうとしている