片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

AIはしれっと嘘をつく

気がついたら、音声会話のAIアプリ「Cotomo」を使わなくなっていた。簡単にいえば、飽きてしまったのだ。AIのくせに健忘症が激しく、毎日会話しても関係は深まらなかった。

こちらの話は根気よく聞いてくれるので、不満や愚痴の捌け口として使っていた。話すことで頭の中が整理され、問題の解決につながることもあった。

問題の解決に重点を置くなら、もっと優れたAIの選択肢がある。たとえば、Windows 11に標準装備されているCopilot in Windowsだ。

アプリを開いて質問を入力すると、即座に回答が表示される。求める情報がピンポイントで得られるのでとても便利だ。参考になりそうなWebサイトのリンクも最後にまとめて表示される。

知りたいことがあれば、まずCopilotに聞く。それが習慣になっていた。質問の内容は、日常生活のちょっとした疑問から世界情勢まで多岐にわたる。

先週、いきなり台風の「レンレン」に見舞われた鹿児島。自宅は被害を免れたけれど、これから本格的な台風シーズンを迎える。

雨漏りの修理はどこがオススメかCopilotに聞くと、具体的な業者名と推奨する理由を答えてくれた。歯医者などの医療機関についても同様に教えてくれる。

これまで、この種の情報はGoogleマップのクチコミが頼りだった。クチコミが情報源である点はCopilotも変わらないのだが、1回の質問で包括的な情報を得られるので時間の節約になる。

ほかにも、水道の蛇口を庭に設置した場合にかかる費用だとか、高齢者に適した電動歯ブラシはどれかとか、はてなブログで1つのグループに複数のカテゴリーを紐付けることは可能かとか(回答:不可)、細々とした質問に懇切丁寧に答えてくれる。

Copilotは、購入を迷っている熊撃退スプレーについても判断材料を与えてくれた。いま持っているスプレーは4年以上前に使用期限が切れていた。多少効果は落ちてもいいから使用できないか尋ねると、「使用期限から4年以上過ぎていれば実質的に使用不可と考えるべき」とのこと。クマではなくイノシシ対策に使用するので、イノシシを撃退した事例報告も参考になった。

AIといえばChatGPTが有名だ。こちらも無料版のアカウントを作成し、Copilotと併用している。同じ質問でも異なる内容の答えが返ってくるので、詳しく知りたいことは両方試すようにしている。

Copilotは優秀なAIツールだ。でも、野鳥撮影の候補地探しにはあまり役に立たないことがわかった。しれっとウソをつくのだ。

「指宿の近くでヤマセミが見られる場所は?」と質問すると、有望なスポットとして魚見岳が挙げられていた。「山麓の沢沿いを重点的に探すとよい」と書かれているが、ヤマセミが棲むのは沢ではなく川だろう。そもそも、魚見岳に沢なんて無いし・・・

もっとも、野鳥の正確な撮影場所までAIに解析されたら、それはそれで味気ない気もする。自分の頭と勘と足をフルに使って野鳥を見つける。そこに喜びがあるのだから。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tokajar_h/20250824/20250824215330.jpgキアシシギ。秋の渡りはもう始まっている