どげんかせんといかん。集計を終えた7月分の家計簿を見てそう思った。1カ月の食費が55,143円。前月よりも30%上昇している。
食品価格の高騰が止まらない。週1回の買い物を終えてレシートを見るたびにそう思っていた。値上げは2、3年前から続いているけれど、今年になって一段とヒートアップした気がする。
以前なら1週間分の食料品を4~5千円で買うことができた。それが今では7~8千円。日によっては1万円を超えることも。年金の増額分など焼け石に水だった。
ごみ箱をあさってドラッグストア「コスモス」のレシートを見つける。日付は先週の火曜日。合計金額は7,635円だった。
購入した食品のリストを上から目で追っていく。金食い虫の品目は何なのか。実態を知りたいと思った。
第一印象はどれも高いということ。特定の品目というよりも全体的に上がっている。それが積み重なって合計金額を押し上げているのだろう。
とはいえ、値上がり率は品目によってバラツキがあった。納豆や豆腐、バナナの価格はそれほど変わっていない。パックご飯や高カカオチョコレート、レギュラーコーヒーは高騰していた。
こんなに米の価格が上がるとは、まったく想定外だった。以前、コスモスでは2キロの米が千円以下で買えていた。今では2千円以上する。
今年は格安の備蓄米が放出されて話題になったけれど、スーパーやコンビニの店頭で見かけたことはない。数が少ないため、販売してもすぐに売り切れてしまうのだろう。
結局、お手軽なパックご飯に切り替えていた。計算すると、1食あたりのコスト差は許容範囲だった。炊飯に伴う諸々の手間も考えて、パックご飯の購入を続けていた。
そのパックご飯も値上がりしている。備蓄米は無理でも5キロで3千円台のブレンド米なら手にはいる。出費を抑えるために、ブレンド米へシフトすることも考えざるをえないだろう。
高カカオチョコレートとレギュラーコーヒーはいずれも嗜好品。なので、扱いが難しい。安い代替品に変えれば節約はできるかもしれないが、生活の楽しみも削られる気がする。本当に台所が火の車になれば、そんなことも言ってられないのだが。
レシートをチェックして感じたのは、冷凍食品が多いことだった。鶏肉やソバ、チャーハンから各種の野菜まで多岐にわたっている。
以前は八百屋やスーパーで買っていたブロッコリー、オクラ、カボチャなどの野菜も冷凍食品に置き換えられていた。簡単で手間要らずだからだ。袋から器へ移してレンチンしたり、そのまま鍋に入れたりできる。
コスモスだけでワンストップショッピングを実現したいという思惑もあった。スーパーで鶏肉を購入し、食べやすい大きさに切って冷凍保存すれば安くあがる。でも、店をはしごして買い物をするのは面倒だ。商品の種類や価格には多少目をつぶっても1カ所で済ませたかった。
お手軽路線はヤメにして、手間暇かけることをいとわない。それが食費削減の第一歩なのかもしれない。
正直、ああメンドクセーと思う。でも、しょせんは生きること=メンドクサイことの連続なのだ。メンドクサイ病の克服。コストカットの鍵はそこにあるのかも。
