片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

夏がくれば思いだす

夏がくれば思いだす。はるかな沖縄、遠い空。その空と海の間を優美な鳥が舞っている。獲物を見つけると急降下して海へダイブ。魚をくわえて沖へ飛んでいく。鳥の名はアジサシ。正確にはエリグロアジサシとベニアジサシだ。

海面近くを飛ぶアジサシを橋の上から眺める。夏の沖縄の風物詩だった。白いアジサシはライトブルーの海にひときわ映えた。

干潮時にアジサシを撮るようになった。海底の砂地や珊瑚がライトブルーの海に透けて見える。海面に浮上したウミガメの上をアジサシが飛んでいくことも。

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https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tokajar_h/20250706/20250706184754.jpg上3枚 ベニアジサシ

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/tokajar_h/20250706/20250706184749.jpgエリグロアジサシ
Nikon D500 + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM

鹿児島へ行ってもコアジサシなら会えるだろう。そうタカをくくっていた。が、繁殖地の志布志湾は自宅から遠すぎた。かつては薩摩半島錦江湾でも繁殖していたのだが。

錦江湾でも冬鳥のカモメやカツオドリは撮影できる。でも、アジサシの代わりは務まらない。夏の沖縄で目にしたアジサシの狩りは、見る者の心を揺さぶる美しい自然のドラマだった。

淡水域で見られる「沼アジサシ」と呼ばれるアジサシもいる。クロハラアジサシはその代表格だ。優美な海のアジサシと比べるとすこし泥くさい印象だけど、ダイナミックに飛翔し、魚を捕るシーンも迫力がある。

沖縄では、秋になると近所の公園の池に飛んできた。誰かが放したのだろう。ティラピアとおぼしき外来魚をよく捕っていた。

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クロハラアジサシ
Nikon D500 + SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

沼アジサシなら池や田んぼで見られるハズ。そう考えて、春と秋の渡りの時期にそれらしき場所に行ってみたのだが、いまだ出会えずにいる。

居住エリアが渡りのルートから外れているのかもしれない。ムナグロと同様に薩摩半島の西海岸では見られるらしい。

猛暑の7月は鳥枯れの季節。一方、夏の沖縄はバーダー天国だった。つい愚痴りたくもなるけれど、7月の鹿児島でも時間と場所を選べば鳥見はできる。

場所選びのキーワードは「水」。暑い時期、川や沢の水辺に鳥は飛来する。朝の3時間、水辺のフィールドを集中的に攻めるのだ。

猛暑でヘロヘロの頭でそんな探鳥モデルを描いてみた。明日から実践する。成果はいかに・・・