片隅のユートピア

野鳥を愛するシングルシニアの雑記帳

2024-01-01から1年間の記事一覧

動物園で鳥獣を撮る

動物は好きだけど、動物園はあまり好きではなかった。檻に閉じ込められて落ち着きなく歩きまわる動物の姿が不憫だった。きっとストレス溜まりまくりなんだろうなぁと。 緑豊かな動物園は野鳥のフィールドでもある。たとえば、鹿児島市の平川動物公園。園内に…

プロキャプチャー始動

野鳥撮影での即応性を高めるためにOM-1のカスタマイズに取り組んできた。その一環として、撮影シーンごとの設定をC1~C4のカスタムモードに登録した。 たとえば、C1には地面にいる鳥(ローポジション)、C2には鳥の飛び立ち(プロキャプチャー)、C3には木に…

OM-1の新型が出たけれど

心配していたことが現実となった。AFを強化したファームウェアは提供されずにOM-1のMarkⅡが発表されたのだ。ここ数日、ネット上ではブーイングの嵐が吹き荒れている。ユーザーへの裏切り行為だと糾弾する声もある。 鳥認識AFの問題はファームウェアで改善さ…

病院デビュー 2024

沖縄から鹿児島に引っ越して1年が過ぎた。移住後のゴタゴタや緊張が収まると、それまで影を潜めていた体の不調が表面化してきた。 たとえば、うずくような奥歯の痛み。飛蚊症も進行している。光視症の症状が出ることも。大寒を迎えて足指のしもやけも酷くな…

OM-1のC-AFと向き合う

OM-1で野鳥を撮っていると、カメラをブン投げたくなるときがある。とまっている鳥にピントが合わないのだ。撮影の状況を検証すると、ピンがこないカラクリがつかめてきた。 とまっている鳥の撮影では最小のAFターゲット(シングル)を使ってC-AFで鳥の目をね…

ニシオジロビタキのいる風景

ひとくちに野鳥写真といっても何を志向するかは人それぞれ。ざっくり言って、スポーツ派、羽毛解像派、鳥景派の3つに分類できると思う。 スポーツ派は飛ぶ鳥を主な被写体とする。カワセミのダイブが代表例だ。この分野ではカメラのAF&連写性能がモノをいう…

死ねばいくらでも眠れる

今年の冬は暖冬だという。たしかに昼間は暖かい。手間のかかる石油ファンヒーターではなく、エアコンの暖房で済ますことも多くなった。 とはいえ、朝はギンギンに冷える。起床時間の7時はまだ薄暗い。体は金縛りにあったように暖かい布団から出ようとしない…